新党日本が名称変更 総務省からの注意受けて

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20050828k0000m010157000c.html
総務省グッジョブ!(笑)
てか、「略称の方が長いのはおかしい」と総務省に指摘される前に、新党日本の連中は“略称”という言葉の意味を知らなかったのか?(苦笑)
まあ、それはともかくこの新党日本、この政党が国民新党の分身であることは周知の事実ですが、
彼らはきっと「同じ船に乗る」という意味をわかってないんだろうと思います。
というのも、先日もここに書きましたが、一括りに「郵政民営化反対」と言ってもその理由は様々なんですが、
国民新党新党日本の場合、“とにかく反対”でまとまってしまっているんですよ。
新党日本は「民営化断固反対」の荒井広幸氏(彼は実家が特定郵便局)と
「民営化自体は賛成だが法案には反対」の小林興起氏を中心に結党したわけだし。
そして、その新党日本は「民営化断固反対」の亀井静香氏や綿貫民輔氏を中心とする国民新党と結託している。
そんな中で小林氏が「民営化自体には賛成なんです」と主張したところで、説得力が生まれるでしょうか?
これでは「どうせお前も利権絡みで反対してるんだろ?」もしくは「お前ら小泉が嫌いで徒党組んだだけだろ?」と思われても仕方ないと思います。
それに、小泉氏は総理大臣になる前から「郵政民営化」を主張し、それを公約に2回自民党総裁選、そして1回衆院選、2回参院選を戦った。
少なくとも「断固民営化反対」の人たちは何回も小泉氏と決別するきっかけはありました。
小泉氏が総裁に選ばれた時点で離党したり、国政選挙を前に離党して新党結成とかもできたはずです。
なのにそれをしなかったのは、結局小泉人気にすがって自分の立場を守りたかったからでしょう。
そう考えていくと、造反議員大義はなく、非公認候補の選挙区に公認候補を擁立するのは自然の流れなのかなと。
むしろ、目指す方向が全く違うのに、立場や利益を守るためだけに同じ政党の中で協力(妥協)して、
造反してもやはり立場を守るために「ナアナア」で済ませてきた今までがおかしかったんだのではないかと。
「共通の政治的主義・主張をもつ者によって組織され、一定の政治的利益や政策の実現のために活動し、政権獲得をめざす集団」
という「政党」の定義を考えた場合、政策や政治手法は別として“大義名分”は小泉氏の側にあるように思います。


う〜む。ちょっと小泉寄りになってしまった。(^^;