ピンク・フロイド元ボーカル、中東の「壁」撤廃訴え

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060623i407.htm
ロジャーの言ってることは間違いなく正しいんだけど、それは理想論としての正しさなんだよね。
理想としては真の和平を実現させて平和の訪れと共に壁を破壊すべきなんだけど、でもその理想と今ここにある現実との間には大きなギャップがある。
平和を願っても世の中にはテロリストはいるし、大国は利害を巡って駆け引きやってるし、宗教の対立だってそんな一気には解決しないわけで。
今ある現実をどうするかとなってくると...。もっとも、ロジャーだってそんなことは百も承知なんだけどね。だからこそ彼は訴えてるんだと思う。
こういうニュースを聞くと、個人的には「日本人、もう少し現実というものを意識してほしいな」と思いますね。
今時分が生きている世界だけが現実ではないんだよという。世界には飢餓に苦しんでいる人がたくさんいる、宗教をめぐって対立している国がある。それも現実なんだと。
もう少し「世界の中の自分」、「世界と私」みたいなものを意識するみたいな感覚を持っていただければなって。
結局、俺も理想主義なんだよな。(^^;